おそとごはんスペシャル　2003.9.6 by

　講演会の後、私の出版物掲載記念会と称して、久々にビジネスパートナーではなく友 人としてキッチン会員チーフのしゃむと『おそとごはん』に行ってきました。

ビシソワーズ	すずきのカルパッチョ
汲み上げ湯葉ゆず風味	季節野菜のフライ
いわしと旬の野菜のパスタ	(手前）もち豚のグリエ (奥)紅シャケのグリエ、焦がしバターソー ス
アプリコットのタルト＆コーヒー	ワインは・・ 比較的辛口のロゼワイン （もち豚の繊細な旨味にぴったりでした。）

久々のごはん。講演会場だったガスホールから、てくてくと銀座コリドー街へ。この 辺はここ数年、店がガラっと変わってしまって雰囲気も随分変化しました。もっともっ とこじんまりとした雰囲気だった昔からくらべると、個々の店の看板の大きさも、明 るさも増しています。

入ったのは、比較的新しいお店で、ワインも楽しめるお店でした。外に置いてある抜 粋メニューを見て、うん、ここなら久々の”おしゃべりモード”で楽しめるね、と。
店内は”うん、入り口どおり良い雰囲気”。案内の方もお店に合ってるね。メニュー をパラパラと・・・。”ん？アルコールメニューもなかなか、コースもあるのね。まぁ 、コースの内容がすばらしくバランスのとれたラインナップだわ。”ということで、” おしゃべりモード”だった我々が、コースメニューを注文し、久々のお食事会モード へ突入したのでした。（入り口メニューには、これらが表現されていなくて、どんな に残念に思ったことか。）

今どきの和洋色々で組み合わされたいわゆるお酒を楽しむメニュー構成でしたが、ど れも”おしゃべりモード”を崩さず、かといって口を悲しませることもなく、お酒も 楽しませられる考えられたメニューでした。お店の雰囲気を崩さないそのメニューや アルコールの構成、そして店内のスタッフのサービス。

きっとこのお店に来た人は、それぞれの目的をそれぞれにそこそこの合格レベルで満 足して帰るんだろうなと思いました。お店を楽しみに、コースを楽しみに、ワインを 楽しみに、雰囲気を楽しみに、単品メニューを楽しみに、二人の会話を楽しみに、久々 との友人との時間を楽しみに。特別にそれぞれを満喫できなくても、それぞれをある 程度に満喫できるお店って、少ないように思います。

食の講演会をしてきた帰り。選択したお店がこのようなお店でよかったとつくづく感 じました。帰りにマネージャーの方から、さりげなくご挨拶をいただき、名刺を受け 取り”また来よう”と思いました。（この日は私は一般客でしたので、ここでの報告 はご存じありませんよ。）

あなたのおそとごはんのことも、ぜひ聞かせてくださいね！ おしゃべりのテーブルで、話題展開中！
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